例年より早い梅雨入り、でも肝心の雨がなかなか降りません。真夏のような日射しが続き毎日雨に代わって私が、庭の草木達にお水やり。

でも、そんなお水では物足りず、雨ではありませんと肩を少々落とし気味のこの子達。そして、やっと雨。一気に元気を取り戻したこの子達のイキイキしている姿に目を奪われ、蒸し暑さもどこへやら。

やっぱり、梅雨は梅雨らしく雨が降ってくださらないといけません。私のお水やりでは、かないません。

自然の恵みに感謝して思わず、雨降る空に向かって「梅雨って素晴らしい！」　　

ちょうど蛍が飛び交うこの時期一斉に庭のホタルブクロが花開きます。

不思議なこの名前の由来は蛍を捕まえてこの花に入れて入り口をねじると開かなくなるので、蛍の籠として昔子供達が遊んだからだとか？との説も。

甘い香りのニオイウツギやスイセンノオの白いお花達とともに、蛍飛び交うイメージを我家の門前に生けてみました。

今年の春は一瞬で、春に限らず、あきれる位季節がめちゃくちゃ。

今日も梅雨なんですよね！というような、ギンギンの太陽が照りつける真夏！になっています。昔、当り前のように見かけた畳干しや衣替えの習慣さえもなくなりつつあるとか。季節を無視する人間への天からのお叱りでしょうか？

でもめちゃくちゃな季節の中、お花達はちがいます。少々乱れ気味ではありますが、人間よりもまじめに季節を守って咲いています。

ギンギン！の太陽のもと、待ってました！とばかりに花を咲かせる。春から梅雨への橋渡し。

水辺を好む草花ばかりを集めて大きな練りばちに集合！させちゃいました。

梅雨の中休みはしばらく続くそうです。